秀電社のこれまでとこれから

はじめまして、
株式会社秀電社です。

私たちは、電気・機械分野でプラント建設や街づくりを行っている会社です。
2023年に創業60周年を迎えた老舗の企業でありながらも、
近年では水素ステーションの工事やバイオプラントの設計施工など、
常に新しい分野へ挑戦を続けています。
このページでは、これまで歩んできた秀電社の歴史を紐解きながら、
常に変化を厭わず挑戦を続ける私たちの姿勢を感じてもらえると嬉しいです。

HISTORY

PROLOGUE

1963年に創業した秀電社。
同業者の多くが住宅・建物の
一般電気工事を行う中で、
秀電社はボイラーやポンプ、
冷蔵設備などの機械電気工事
領域へと舵を切っていった。

創業当時写真
創業当時写真

Chapter.1秀電社の創業

時代は高度経済成長期の真っただ中。
日本国内では、東海道新幹線や高速道路の開業が始まり、
福岡市においては上下水道の整備が進められていた。

秀電社の創業

当時、福岡市には多くの電気工事会社が存在した。
しかし、福岡市が進める上下水道施設に必要なボイラーやポンプなど
の機械設備の設計・工事ができる工事会社は少なかった・・・。

大手メーカーが九州へ進出を進める中で、
機械設備の設計・工事で実績がある
秀電社に白羽の矢が立った。

Chapter.2大手メーカーから
の受注

福岡市内でも貴重な技術力を持つ秀電社は時代の波に乗り、
大手メーカーが自治体より受注した公共工事
(上下水道施設における機械・電気工事を中心)の仕事を増やしていった。

大手メーカーからの受注

1973年、日本経済はオイルショックの
打撃を受け、不景気に陥った・・・。
しかし秀電社の勢いは止まらず、
大手メーカーからの依頼は止まることは無かった。

Chapter.3公共工事の
元請受注

そんな中で、秀電社の事業を更に飛躍させる出来事が起こった。
1978年の福岡大渇水である。そこで福岡市は、市民へ供給する水の量や
異常を監視・コントロールするために配水調整事業へ着手し、
秀電社の技術はこの事業においても大いに活躍した。

福岡大渇水とは?

1978年から1979年にかけて降水量が平年以下となる日が続いたことで、福岡県内のダムの貯水率が30%を切りはじめ、時間帯指定による断水などが行われ、市民の生活に大きな影響を及ぼしました。

この頃から、秀電社は自治体から直接工事を受注するための
競争入札にも参加し、元請け工事の受注を伸ばしていった。
また、元請け業者となることで、
秀電社の役割としては施工監理へと移行する工事も
増えていった。

公共工事の元請受注

Chapter.1収益構造の変化

1997年、二代目社長に秀嶋秀文が就任。
ちょうどこの時期は、秀電社にとって一つの転換期であった。
上下水道施設の建設ラッシュが終わり、公共工事は地元企業への優先発注が
推奨されたため県外での受注は減少傾向に。大手メーカーの
下請けだけに頼る収益構造の脱却が求められていた。

秀電社の保有工事資格

収益構造の変化

これまでの電気工事業に加えて、機械器具設置工事業と電気通信工事
業の認可を取得。競争入札の幅を広げ、受注を増やそうと奮起。
しかし、思ったほど受注は増えない日々が続いた。

ただ、この頃からマンホールポンプの
設置工事が九州各地で始まり、
株式会社クボタから
電気工事の受注をもらうことが増えた。
多い時には1つの自治体で約30箇所、
トータルで年間100ヶ所以上の
設置工事を行った。

そして、共に株式会社クボタの協力会社として、
大型機械の設置工事を行っていた
株式会社プランテムとの出会いが、
今の「機械工事・電気工事に強い秀電社」の礎となった。

Chapter.2プランテムの
吸収合併

2007年に株式会社プランテムを吸収合併し、
新たな秀電社が生まれた。
秀嶋秀文が社長に就任した10年後の話であった。

プランテムの吸収合併

電気工事と機械設置工事の一括受注が始まり、
売上の大幅増加
工期の短縮
社員の意識向上
に伴う技術力の強化につながった。

Chapter.3クボタとの
特約店契約

さらに、2009年に株式会社クボタと特約店契約を結ぶことで、
秀電社の技術とクボタ製品を組み合わせた提案営業が可能になり、
事業の幅が一段と広がっていった。

クボタとの特約店契約

プランテムの吸収合併・クボタとの特約店契約の勢いのまま、
二代目社長の秀嶋秀文は上下水道施設の電気工事・機械工事以外の
新規事業分野へのチャレンジも止めなかった。
エネファーム(家庭用燃料電池)や水素ステーション等の
新しい分野の工事も手掛け、経営をより一層強固にしていった。

Chapter.1社内改革

2017年、三代目社長に秀嶋克仁が就任。
急速に進むデジタル化、多様化する働き方や仕事観、
国際的な脱炭素社会への移行など、経営を取り巻く環境が
大きく変化している中での社長就任であった。

ホームページのリニューアル

採用活動における企業ホームページの重要性から、スマートフォンに対応したサイトに改修を行い、情報発信メディアである『SHUDEN,ON TIME』をスタートしました。

企業ロゴの刷新

電気を稲妻で表現し、その稲妻で秀電社の『S』を表現しています。深みのあるブルーで社訓である『誠心誠意』を表し、積み重ねた『信頼』をグラデーションで表現しています。

オフィス改築

セキュリティやコンプライアンスの問題に対応しつつ、社員やこれから入社する人たちに快適な環境で気持ちよく働いてもらうために、工事会社のように感じないオフィスへ大規模なリニューアルを実施しました。

新ユニフォームの導入

創業60年を迎え、今までのユニフォームを刷新し、新しいユニフォームを導入。機能性と安全性を追求するため帯電防止素材を使用した作業服となり、動きやすさも考慮した仕様で作業中の安全性と作業効率を向上させました。

まずはホームページや企業ロゴ、オフィスリニューアルや新ユニフォームの導入などの
社内改革への着手を行った。

「働き方改革」が世の中の主流となる中で、
まずは現社員やこれから入社する社員に、
快適な気持ちで働いてもらうと共に、秀電社で働く
ことへ誇りを持ってもらいたいという想いだった。

Chapter.2バイオ事業

創業時より、皆さんが安心して暮らすことのできるまちをつくってきた秀電社。
浄水場や地下鉄、学校などの様々な公共施設の設備工事は、
SDGsの取り組みにもつながっている。
そして、さらなるまちの発展のために、
今までの技術と経験を活かしてバイオ事業へのチャレンジを進めた。

時代の変化と共に、環境問題は世界全体にとって喫緊の課題であった。

バイオ事業

世界経済の環境配慮型社会へ転換の流れ、日本のカーボンニュートラル
実現への取り組み、そこに対するバイオエタノールの可能性へ共感した。

60年間、機械・電気工事を通じて環境整備に携わってきた企業として、
「バイオエタノールを製造するプラントを秀電社でつくろう!」
と決意したのであった。

EPILOGUE

100年企業への挑戦

1963年に創業した電気工事を行う
福岡の小さな会社は、
この60年間
を支えてきた社員の想いによって、
大きな成長を遂げてきた。

脈々と受け継がれてきた想いを形に
残し、次代へ受け継いでいくために、
2023年に秀電社として初となるVMV
を策定した。

VISION

「環」と「和」の中で、
あんしんを紡ぐ

これからも、人や社会との「環」を大切にする企業でありたい。
これからは一層、培った技術で、環境問題に貢献していきたい。
その「環」の中で、必要とされる存在になりたい。
必要とされるということは頼りにされ、
安心してもらえるということ。
そのために欠かせない信頼は、人との「和」によって生まれる。
2つの「わ」を大切にしながら技術を磨き、経験を積み、
豊かで安心できる社会を支え、未来に紡いでいく。
それが、私たちの目指す姿である。

MISSION

変化を厭わず、
共に歩む

私たちを取り巻く環境は、否が応でも変わっていく。
お客さまからの要望も、時代とともに様変わりする。
そうした変化に一つずつ 対応し、信頼を積み上げてきた結果、
今の秀電社がある。
お客様や協力会社の皆さまと共に、さらなる成長を遂げるため、
変化を恐れず、技術を磨き、深めていく。
私たちは今後も、その姿勢を忘れることなく歩み続ける。

VALUE

他人事ではなく、
自分事として行動する
想像力を働かせ、常に考え行動する 何事にも誠心誠意向き合い、
最後まで諦めない
気持ちのいい、快活な人間であれ

私たち秀電社はこれからも、
人や社会との「環」を大切にする
企業であり続けます。
今まで培った経験と技術で、
環境問題へ向き合う企業であり続けます。
その為に欠かせないのは、秀電社の社員同士、
協力会社、お客様、地域住民との信頼の「和」です。

2つの「わ」を大切にしながら技術を磨き、
経験を積み、豊かで安心できる社会を
未来へ紡いでいきます。

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