INTERVEW 02

開発設計担当 T.H

新天地で新たな可能性に挑戦
周囲の協力で研究に打ち込む毎日

PROFILE

建設会社でプラントの設計業務に携わり、やりがいを求めて2020年7月に秀電社に転職。現在は新規事業であるバイオエタノールプラントの研究や開発設計に情熱を注ぐ。

新しいやりがいを求めて
新天地の秀電社へ

もともとは違う建設会社でプラントの設計業務に携わっていました。施工用の図面を描いたり、施工機器を選定したり、監理技術者として現場に出ることもありました。長崎から大阪に赴任した際、経営者になることを目標にしている人や、世界の市場でビジネスをしたいと思っている人など、常に高い目標を持っている人たちと出会い、私自身もっとやりがいのある仕事をしたいと感じるようになりました。そのタイミングでちょうど秀電社にお声がけいただいたんです。秀嶋社長は元々は同じ会社の先輩でしたし、何よりバイオエタノールというこれからのカーボンニュートラルを担うであろう事業に挑戦できることに魅力を感じました。中小企業としては非常にチャレンジングな取り組みですし、積極的に新しい事業に挑む社風に惹かれて入社しました。

5年後のプラント稼働を目指し
充実した時間を送る

最近耳にするようになったカーボンニュートラルですが、これは地球温暖化を防ぐために温室効果ガスの排出と植物による吸収をイコールにして、温室効果ガスを実質ゼロにしようという取り組みです。そこで私たちは植物からバイオエタノールという燃料を生産するプラントの建設を目指しています。立ち上げからの出発でしたが、研究を進めることでプラントとして効率的に生産ができるという検証フェーズまでは終わりました。現在はプラントの機能や材質といった化学的要素を取り込んだ詳細計画を検討しているところです。プラント設計としての進捗率は60%ほど。5年後の稼働に向けて実験を繰り返す毎日ですが、非常に充実した時間を過ごせています。

問題や課題に直面しても
周囲の応援が力に

もちろん初めての挑戦なので、全てがうまくいくというわけではありません。さまざまな問題や課題に直面するのですが、それを上手く乗り越えた時には達成感や満足感を感じます。とはいえ実験や設備計画には多くの専門知識が必要ですし、複雑なプロジェクトですから様々な専門家やチームが関わるため密なコミュニケーションが欠かせません。これまでの秀電社とは違う分野へのチャレンジにも関わらず、周りの方には興味を持っていただいていますし、「何かあったら協力します」と応援してくれる方もたくさんいらっしゃいます。現に実験設備や実験装置の製作などサポートしてくれる企業も多く、安心して研究に打ち込める環境に感謝しています。

健康までサポートしてくれる環境で
地球温暖化防止に貢献

効率よく業務を進めていきたいタイプなので、研究職とはいえ夜遅くまで残業してという働き方はNG。就業時間内に成果を出していくことを重視しています。経営層との距離が近く社長と気軽に打ち合わせができるのも、新規事業の担当にとってはプラスに働いています。福利厚生も整備されており、私が入院した際、保険で入院費用の補助を出してもらいました。仕事だけではなく社員の健康までサポートしてくれるのは非常に助かります。そういった環境で働けるからこそ、将来はバイオエタノールプラントを通じて地球温暖化防止に貢献できればと考えています。同じような志を持つ若いエンジニアの皆さんと、自由な発想で一緒にチャレンジしていけると嬉しいですね。